今回はリフレクションマップを作ります。ビニール素材などの表面の反射用の球体反射マップです。

新規ファイルを作りますが、今回はスクロールフィルタを4分の1でかけますので、4の倍数のピクセル数で正方形が作業をしやすいです。
1)フィルタメニューから描画、雲模様1を白と黒の2色でかけます。

2)次に明るさ・コントラストフィルタでコントラストを強くかけます。だいたい+50以上がいいようです。

3)次にガウスぼかしフィルタを10以下くらいでかけます。

4)そしてレイヤーを複製します。

5)複製したレイヤーに、フィルタメニューからその他、スクロールフィルタをかけます。水平方向、垂直方向ともにファイルの半分のピクセル数で、未定義領域のラップアラウンド(巻き返す)にチェックを入れます。

6)スクロールフィルタでできた真ん中のキズ(青い部分)を消します。消しゴムツールでぼかしのあるブラシモードで消しますが、端の部分は消さないようにします。

7)真ん中のキズが消えて、消した下から下のレイヤーが見えています。ここでレイヤーを統合します。

8)再びレイヤーを複製し、スクロールフィルタを今度は水平方向、垂直方向ともにファイルの4分の1のピクセル数でラップアラウンドでかけます。再びキズ(青い部分)ができますので、6)と同じ方法で消します。

9)キズを消したら再びレイヤーを統合します。

10)クロムフィルタを詳細4、滑らかさ6でかけてみます。

11)その上にラップフィルタをハイライトの強さ20、詳細1、滑らかさ15でかけてみました。
この時点でコントラストが弱いようならば、トーンカーブでコントラストを強くした方が綺麗にレンダリングされます。

同じ元からフィルタをかけた素材3つの比較です。上の左はクロムフィルタのみです。上の右はラップフィルタのみ。真ん中はクロムフィルタをかけた後、ラップフィルタをかけています。

リフレクションマップと同じマップをバンプにつないだものです。迷えるカラス君・・・・

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