今回から腹部を作ります。基本的な作り方はこれまでと同じです。


腹部の名称です。アリは胸部と腹部の間に腹柄節という器官があります。これは種によって、形が違います。


1)新規オブジェクトレイヤー「abdomen」を作り、面の生成で図のように面を作ります。この時、腹柄節、腹部の節の数と形状を確認したほうが後々作業がスムーズになります。


2)腹部の下の面を作ります。新規オブジェクトレイヤーを作り、上部の腹柄節を除いた数だけ面を生成します。つまり、腹部第1節から後の面を生成します。上部と面の境目を合わせておきます。


3)上下の腹部の頂点の位置をX軸で0に揃えます。


4)押し出して形を作っていきます。この時も胸部のときのように、数回に分けて押し出します。
まずは、腹柄節のパーツを押し出します。


5)次は残りの腹部第1節以降です。レイヤーが違いますので、上下とも一緒に押し出してかまいません。


6)こんな感じです。


7)上面図です。まず、腹部の幅を調整します。胸部より、やや広いくらいの幅にします。
次に腹柄節の幅を調整します。だいたい腹部の半分くらいの幅になるように、押し出した面を移動させます。


8)ミラーリングと曲面設定を上下の腹部に設定し、下の部分を非表示にします。


9)腹柄節と胸部の付け根の幅を狭くします。
次に腹柄節の後ろの幅を狭くします。


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